リールのオーバーホール

めちくろ

2010年01月22日 15:43

オーバーホールなんて大袈裟に書いてますが、やったのは内部の洗浄、オイル・グリスアップだけです
ギアのクリアランス調整なんかはやってません

今回、バラしたのはこのリール



98アルテグラ1000
10年前にメバルリング用に購入したものです
まだまだ現役ですが、最近ゴリゴリ感が出てきたので久々にやりました

まさか、この写真だけで気がつく人はいないと思いますが、2台の98アルテグラ1000の部品で組みあがってます。
スプール、ハンドル・・・98アルテグラ1000
ボディ・・・98アルテグラ1000SDH(シャロースプール、ダブルハンドル仕様)

ノーマルの1000の方は、本体ガードが金色
SDHの方は茶色っぽい色してます

実は2年ほど前にテトラから転落した時にお気に入りのSDHを破損してしまったので、あまり使ってなかった1000のパーツで修理したのです。
転落時に破損したのは、ダブルハンドルとハンドルの逆転をON/OFFするツマミ
これらを1000からSDHに移植したので、スプールも予備として使っています。

余った1000のパーツは今後壊した時の部品取り用に取ってあるのです


バラして中のギアを露出させました



上が予備の1000、下が今回オーバーホール中のSDH

アルテグラはマスターギアの軸受けが片方だけボールベアリングでもう一方はプラスチックが入っています
SDHの方はこのプラスチックをボールベアリングに改造してあります
実は、ラインローラーもボールベアリング化してあります

上の写真は既に洗浄済みなのですが、中は油でベットリです
私はカー用品で売っているブレーキクリーナーを使ってグリス・オイルを洗い流しています

ボールベアリングは、写真のフィルムケースに入れてブレーキクリーナーの液に沈めて内部のオイル、汚れを出しました

オイルが無くなったボールベアリングは凄く良く回りますが、すぐに錆るのでオイルをシッカリ


今回バラすのはここまでにしました




バラバラ

あと、ラインローラーの部分もバラしてブレーキクリーナーで洗浄、オイルを入れておきました

本体もオイル・グリスでギトギトにしてから元通りに組み立て

巻いてみるとゴリゴリ感が殆ど無くなり良い感じです

めんどくさい作業ですが、フィーリングも良くなって週末が楽しみです


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